Amazonが新しく提供した月額980円の定額制サービス「Kindle Unlimited」、雑誌や漫画や小説の電子書籍が読み放題です。スマホやタブレットがあればどこでも本が読めますね。
1か月間は無料らしいのでちょっとお試ししてみました。コミックとか小説とかいろいろあって時間がいくらあっても足りません。しばらくは時間つぶしのネタに困りそうにありません。実用書がそこそこあるらしいので、リハビリ関係の本もおいてあるのかちょっと調べてみました。
摂食・嚥下障害
言語聴覚療法統計研究会ライブラリーが出版した嚥下障害の教科書と岡田玲先生の「結果の出せる摂食嚥下訓練!: 臨床30年の言語聴覚士が伝える臨床的ヒント」の2冊がありました。
どちらもチェックしておきたい本だったので、この機会に読破しとこうかなと思います。
高次能機能障害
9冊ほどありました。特に驚きの「和光病院式認知症ケア」実践ハンドブック BPSD (行動・心理症状)を予防する は認知症ケアの本でも読みやすかったのでお勧めです。これが無料期間中はタダなのは有り難い。
失語症
3冊ありました。米谷瑞恵先生の「ウチの失語くん: 脳出血からの1年半。ふたりだからできたこと」や柴本 礼先生の「日々コウジ中」といったAmazonレビューでも高評価な作品がありました。失語症を持った患者の家族サイドの意見をもっと知るべきSTにとっては読んどかないといけませんね。
認知症
210冊といっぱいありますね。レクリエって雑誌面白そうですね。レクリエーションネタが欲しいセラピストにはお金を払ってでも欲しい一冊・・・これが読み放題。
基本的には自費出版の書籍がほとんどでした。自費出版する理学療法士や作業療法士の先生って結構いますね!時間が出来たらちょっと見てみようかな。
医学書院とかメディカ出版とかリハビリ関係の出版社が軒並み参加していないので、医療書籍は少ないですね。専門家が使う医療書ってあんまり売れないから値段が高くなりがちなんですよね・・・書籍代がバカになりません。Kindle Unlimitedで書籍代浮かせないかな?とか考えましたが、無理そうです。
とはいえいくつか気になった本があったので、無料期間中に出来るだけ読んどこうと思います。臨床のヒントになるネタはどこに転がっているか分かりませんからね。
この他にもKindle Unlimitedでは洋書も読めるらしいです。speech therapistで検索したらいくつか専門書がみつかったし、英語が読める人ならお得かな?
医学的な専門書だけが欲しいって人にはKindle Unlimitedはあまり使えませんが、読書家なら月額1000円程度で本が読み放題なんでお勧めです。ぼくは来月から継続課金しそうです。
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