2016年の診療報酬改定で色んな所に医療費削減のメスが入ってます。

食事に係るところで、特に気になったのが、「入院時の経腸栄養用製品の使用に係る給付の見直し」

 

【Ⅳ-6(効率化等による制度の持続可能性の向上/医薬品等の適正評価)-⑤】

入院時の経腸栄養用製品の使用に係る給付の見直し 骨子【Ⅳ-6(6)】 第1 基本的な考え方 胃瘻患者等に対して用いられる経腸栄養用製品については、医薬品と して薬価収載されているものと食品とがあるが、薬価基準と入院時食事 療養費との間で給付額が異なっている。このため、給付額の均衡を図る 観点から、食品である経腸栄養用食品について、以下の見直しを行う。 第2 具体的な内容 1.食品である経腸栄養用製品のみを使用して栄養管理を行っている場合 の入院時食事療養費等の額について、一定の見直しを行う。 (1) 入院時食事療養(I)、入院時食事療養(Ⅱ)、入院時生活療養(I) については、現行額から1割程度引き下げる。 (2) 入院時生活療養(Ⅱ)については、既に給付水準が相当低い(1食 につき 420 円)こと、また、全額自己負担の区分の患者もいることを 踏まえ、当該見直しの対象外とする。 2.特別食加算を算定できる取扱いについて見直し、食品である経腸栄養 用製品のみを使用する場合には、入院時食事療養費又は入院時生活療養 費に含まれることとする。引用元:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000111936.html


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つまり、経管栄養患者の加算が減りました。うちの管理栄養士さんは毎年数百万単位で売上が落ちると報告してました。特に経管栄養管理の患者が多い病院なんかは大打撃になりますね。経腸栄養剤の種類を変えたり、あの手この手で経費削減を強いられる病院も増えそうです。

 

ここ数年、NST関連の診療報酬プラス改定で餌をまき、栄養に注目と人出が集まった段階で削減と・・・いつもの手です。売上が下がれば、どっかでカバーしないと病院が潰れます。患者さんの食事の質が下がりそうで嫌ですね。中小規模の病院には痛い削減です。

 

入院栄養食事指導料(週1回)の対象者が、摂食機能又は嚥下機能が低下した患者、低栄養状態にある患者が適応になったので、そっちのほうで売上を確保するしかないんですが、30分以上の指導って大変そうです。ただでさえNSTで時間をとられている管理栄養士さんが、そんなに時間を割けるのか。食事制限の話を嫌がる患者も多いので大変そうです。

 


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自己紹介

現役の言語聴覚士です。

このブログを書いている「飲太郎」です。日々経験した食事の問題や解決策などを発信していきます。


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